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バルセロナ(スペイン)は物価が高い

先日、お昼になんちゃって日本食屋さんで食事をして支払った後、
パパとふたり、いつものセリフ・・・
「外食って・・・高いよな・・・・ これ、ユーロやから勘違いしそうやけど、円に直したらすごい金額やで! 日本でこんな金額でお昼食べるか??」

「食べないッ!!!」

(注意→ もちろん高級和食店ではありません。 中国人経営の日本食屋?さんです。庶民のお店です。)

ちょうど友達とも同様の内容について話をする機会がありました。 ユーロは円に比べて桁が少ないため、一瞬、勘違いしてしまう・・・  つまり、50ユーロというと、”50”という桁数からなんとなく金額がピンとこないが、実は8000円!! 
マクドナルドで家族で食べると20ユーロ近く・・・・ 
週末大型スーパーで食材・生活用品をちょっとまとめ買いをするとすぐ桁数が上がってしまう・・・・・円に換算する意味はあるのかという点はさておき、

高いですぅ!!

そんなことを考えていた時、ちょうと1週間遅れで読んだ日経新聞に納得の記事がありました。

1月8日、1面の記事です。

20年ほど前、
「退官後は天下りなどせず、スペインに移住する。」と公言してはばからなかった高級官僚が、現在実際の退官を目の前にして、誤算に不安を隠しきれない・・・・・・

その官僚は、1986年に、日本人が退職後に物価の安いスペインなどで優雅な老後を過ごすよう勧めた計画を発案した張本人だそうです。

記事によると、当時のスペインでは、一戸建て住宅(200m2)は700万から1100万円、生活費が夫婦で一ヶ月10万から15万という試算。
でも現在は、退職後老後をスペインで過ごされているご夫婦の生活費は1760ユーロ(28万円以上)なのだそうです。 外食すれば軽く40ユーロ(6400円) 年金の範囲で暮らす計画はユーロ高で崩れた・・・・

のだそうです。
高いです・・・スペイン。 家賃も食べ物も生活用品も衣服も・・・・
【高い】という表現だけでは語弊がありますが、日本のように、どんなものでも、安い物から高い物までそろっていて、個人がそれぞれの都合と自由で選択できる・・・ということがありません。 安い食堂でも家族で食べるとそこそこします。 (日本でならファミレスでもお値段で選べるのに・・・・(苦笑)) 日本でなら100均で買うようなものをけっこうな金額を出して買わざるを得ません。 衣服も、ユニクロのお値段でユニクロの品質を期待することは不可能です。

年々物価は上昇し、幼稚園の保育料も入園時から比べると、金額にしてひと月60ユーロ上がっています!! ひと月あたりです! 年間にすると650ユーロ以上!!! 年間10万円近くの差!!??? ヒェ~!! 恐ろしい!!!

生活物価は上昇しても、一般の人のお給料はそれほど上がっていないと聞きます。 でも、週末の大型スーパーやバーゲン時期など、スペイン人の購買力には圧倒されるものがあります。
みなさん それぞれ大変なはず! 大丈夫なんだろうか? と余計な心配をしてしまいます。(苦笑)
あっ・・・人様の心配する前に、我が家我が家・・・・(苦笑)



by bcnkahosumi | 2008-01-15 23:20 | 生活
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