興味深い新聞記事

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先日、
ずーーーーーっと遅れて読んだ日経新聞に興味深い記事がありました。
”世界の話題”というコーナーで、スペインの教育について取り上げられていました。



それによると、

スペインのいくつかの州の中等教育機関で、この9月から”シチズンシップ教育”という日本の公民科ににた新教科が登場する ~ 市民としての権利や義務、民主主義への結局的関与、法の遵守、人種・性・宗教による差別の排除などが狙い。 その背景には、スペイン社会が寛容主義に傾きすぎ、権威が欠如していることなどがある。その結果 抑制や限度を知らないこどもたちが学校・家庭、また公的空間で傍若無人に振る舞い、暴行を働く問題が増えている。


のだそうです。 

特に私がおもしろい!!と思ったのは、 専門家の一人の分析として載っていた、

   「権利ばかりが叫ばれ、責任を問わない。
          親は子供に 『やるべきだ』と言った表現を避け、
                       『よかったらやったら?』と問う・・・・」

という内容でした。 
ほんの数年暮らしているだけの私にはこの国の歴史的背景や思想など難しいことはわかりませんが、↑の専門家の言葉には思わず大きくうなづいてしまいました!(笑)

スペインに引越してきた当初、周りの人がほんとに子供に寛容で優しいことに驚き、感動しました。 子供やお年を召した方へのさりげない配慮や行動、 少々子供がやんちゃをしていても笑顔で見守っていたり・・・・・  自分の子供にだけでなく、よその子供にも寛容・・・・
やんちゃで活発な子供(苦笑)を持つ親としては、とても助かるのですが、時と場合によってはその寛容さは・・・・???(苦笑)と首をひねることも多くありました。 日本でなら間違いなく親が注意するか、周りの冷たい視線をあびるような状態でもみんな気にもしていない・・・・ 注意されないまま、お子様は我が物顔・・・・すべてのスペイン人のパパさん・ママさんがこれに当てはまるわけでは決してありません。
ただ、日本に比べると あきらかに多いのです・・・・

私は、義務を果たして権利を主張する・・・という教育を受けてきたし、自分もそうあるべきだと思っています。 この国の自己主張の激しさは私にはかなり”しんどい”のですが、スペインの人たちもこのままでは間違った方向へ進んでしまうと考えていると知り、なんだか・・・?? ホッとしました!(笑)

スペイン人は過去に独裁政治下で長く自由を奪われていた為、その時代を経験してる”親”は、子に対して寛容で出来うる限りの自由を与えてしまうのだ・・・と聞いたことがあります。 そのように育てられた子はまだその子供にも寛容になります・・・・・
でも傍若無人な子供もいますが、日本よりも子供らしい子供が多いのも確かです♪ 

ねえねやちゅみは残念ながらこちらの小学校・中学校で学ぶことはありませんが、同じような年代の子を持つ親として、スペインのこの方向転換?はとても興味深く、経過も見てみたいと思ってしまいます♪ 

この教育の結果が出来るのはずーーーーっと先♪
期間限定で暮らしている外国人はわたしは、 子供らしい子供!の部分を残したまま、義務と権利のバランスを理解する子が増えるといいなあ~!などと思っています。
(あっ・・・・・ もちろん 自分の子供も・・・・・・(笑))


      *** この記事の詳しい内容を知りたくて、スペインのネットをウロウロしたのですが、
        わたしの語学力・忍耐力(笑)では探しきれませんでした・・・・(恥)
        なぜ忍耐力も必要なのか・・? それは言えません!!!(笑)

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by bcnkahosumi | 2007-08-09 00:04 | その他
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